欧文テクニカルノート

1. 対応言語

AXIS Font 欧文の対応言語は以下の通りです。

アイスランド語/アイルランド語/アルバニア語/イタリア語/インドネシア語/ウェールズ語/エストニア語/エスペラント語/オランダ語/オロモ語/ガリシア語/カタロニア語/グリーンランド語/クロアチア語/コーンウォール語/スウェーデン語/スペイン語/スロバキア語/スロベニア語/スワヒリ語/ソマリ語/チェコ語/デンマーク語/ドイツ語/トルコ語/ノルウェー語(ニーノシュク)/ノルウェー語(ブークモール)/バスク語/ハンガリー語/フィンランド語/フェロー語/フランス語/ポルトガル語/ポーランド語/マルタ語/マレー語/マン島語/ラトビア語/リトアニア語/ルーマニア語/英語

ご注意


MacOS X付属のFontBook上では上記に加えて「ギリシャ語」も対応言語に表示されますが、これはAdobe CS2までのイラストレータ・インデザインにおいてギリシャ語対応ビットをONにしていないと特定ウェイトがフォントメニューに表示されないバグに対応するための措置です。ギリシャ語字母については、ポリフォニック・モノフォニックによらず本書体では対応しておりません。ご了承いただけますようお願い申し上げます。


2. 書体機能

AXIS Font 欧文は、Acrobat PDFでのフォント埋め込みにすべて対応しています。また、字体変換機能も一般的な変換対応にプラスして、言語により差があるクォーテーション字母の相互変換も可能になっています。書体の多機能性を発揮するには、Adobe CS3 以降等のOpenType Feature Layoutに対応したアプリケーションをお使いください。

ご注意


AXIS Font 欧文には、Apple Advanced Typography(morx)に対応した書体機能は搭載していません。Cocoaアプリケーションの一部ではOpentype書体機能の一部がご利用いただけますが、これはMac OSXの内部でOpenType Feature Layoutの機能群をApple Advanced Typography機能に互換変換していることにより利用可能になるものです。開発元のタイププロジェクト株式会社では、この互換変換された機能による表示には正式対応いたしません。このことから、BSDレイヤ上=xquartzのgtk+/qt3,4/ pangoによる字形アクセスとコードページカバレッジにも正式対応いたしません。


3. 多様な幅・ウエイト、イタリックに対応

AXIS Font 欧文は、基本的な文字幅のBasic(ベーシック)、字幅をベーシックより細めたCondensed(コンデンス)、さらに細めたCompressed(コンプレス)の3つの文字幅をお選びいただけます。その3つの文字幅バリエーションのそれぞれに、文字の可読性を損なわないウエイト展開をし、それぞれにイタリックのバリエーションを持ちます。総計36通りのバリエーションにより、表現の多彩性に大きく寄与します。


2009年9月作成